美容院に行ってきました。
私の現在の専属は、神宮前、「Twiggi」の松浦美穂さん。もともと、彼女の名前はヘアメイクの富沢ノボル君から聞いていて、一回トライしようとしたのだけれど、スケジュールが合わずお流れに。その後復活したのはちょっと面白い出会いがあったからなのでした。
友人のチンコロ姐ちゃん(C富永一朗。古い!)こと、羽鳥靖子を赤坂の「賓南菜館」ディナー会食に誘ったとき、まさに彼女の新ヘアスタイルが私の心をぐぐっと掴んだわけです。黒髪ショートヘアの前髪が額のかなり上の方でパッツンと切られている! まあ、今、ファッション界は前髪がトレンドですが、菊池凛子やケイト・モスといった扇情的かつミステリアスなムードとは真逆の、なんというか、若干知恵遅れ風のオフビート感なんですよ。中国の焼き物なんかについている、唐子ともいえる。長年彼女を知っている私としては、その前髪の解釈はパーフェクト。彼女の日本的なつるんとした可愛らしい顔、また、手塚治虫描くところのワンダースリーのボッコにも似た肉感体型にこの前髪配置とはまさに名人芸。植栽の声を聞いて作庭する庭師に似たり! 彼女、性格もチンコロ姐ちゃんだけあって、人なつっこくてオモロイんですが、その感じも見事に引き出している。
というわけで、美容室の名前を聞いたら、なんと、「Twiggi」しかも松浦さん。また出た、この名前。もう、すぐその場で予約しましね。
それで、本日は二回目。ダイエットも順調だし、ここらでショートと思ったのですが、「この長さでパーマ、面白いかも」という提案にのっとって、久しぶりのパーマをかけました。
ヘアスタイルは、実際、個性を表すのに最も重要で、私は歴代、天才(多分、はさみを手にしたときから上手い)にばかり切ってもらってきたのですが、松浦さんのいいところは、美的センスの根底にきちんとサブカルが入っているところです。若いある時期、ロックでもヒップホップでもゴダールでもモッズでも、ユースカルチャーのひとつに耽溺し突っ込んだことがある人の引き出しは強いよね。今回のパーマは、図らずもフィフティーズ感がじわーっと出てきている。これ、私が中学時代にかぶれたルーツのひとつ。映画「アメリカングラフィティー」のファムファタルのスタイルと酷似。今年の夏はサブリナパンツにボタンダウン系で攻めてみるかね。
先ほどのチンコロ姐ちゃん、羽鳥のヘアには後日談がある。
その時同席していた、オヤジプロデューサーが相当彼女のことを気に入り、「本気でつきあいたい。イイ! セクシー!」などと相当にご乱心だったのだ。言っておくが、彼は別に不思議ちゃん好きではなく、女性には不自由しないタイプ。松浦さんの前髪名人芸によって引き出された独特のムードは心ある人の琴線を直撃するんでしょうね。
美容室の後は、加圧トレーニングのトライアルに行ってきました。
その場で入会。
身体改造、どうやら、ツボに入ってきた模様。
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