https://yuyamareiko.typepad.jp > 2006.12.
第2回 美人寿司の夜
in 表参道ヒルズ

「キモノで拘束された身体に、太夫の幽玄と雅楽のレゾナンス、寿司がいかに響くのか?」というテーマを投げかけた、第二回「美人寿司の夜」。タイトルは、キモノで感じるジャパン 太夫と雅楽。今回は京都の老舗呉服メーカー、小田章さんの協力のもと、キモノを着て愉しむイベントとなりました。演目は、京都、島原は太夫の座敷の芸事と、雅楽。太夫の芸事とは、「一見さんお断り」の京都の中でも、体験することが難しいもののひとつ。そして、1200年の歴史を誇る世界最古の合奏音楽である雅楽は、最先端のクラブミュージックに慣れ親しんだ耳にも、その独特な倍音の響きが予想を遙かに超えて刺激的に響き渡るのです。さて、お馴染みの寿司関係は、なんと麻布十番の「rainbow roll sushi」さんとのコラボが実現。派手派手キモノ姿と日本髪にて世界のクラブや、パーティーで寿司を握る美人寿司と、かたや、アメリカに渡り、自由な発想のもとで新しいスタイルを得てお里帰りした“ロールスシ”を主体にしたrainbow roll sushiさんとの出会いは、驚き×ユーモア×革新、でした!! 

Tokion

Tokion

開催前に、雑誌Tokionの取材がありました。太夫さんを囲うように野宮真貴嬢、ラグフェアーの奥村くん、ロマンチカの面々などで集合写真。カメラマンは、梅川良満さんでした。


美人寿司×rainbow roll sushi 1

美人寿司×rainbow roll sushi 1

名付けて、「美人肌コラーゲン穴子ロールスシ ー美人へのお手軽な道風味ー」


美人寿司×rainbow roll sushi 2

美人寿司×rainbow roll sushi 2

名付けて、「あんこ、というパンク素材格闘ロールスシ ーやったもん勝ち風味ー」


汗だくです、、、

汗だくです、、、

rainbow roll sushiさん、いつもはスタイリッシュな空間で握られているのに、この日はもう、長蛇の列が、、、


美人寿司×rainbow roll sushi 3

美人寿司×rainbow roll sushi 3

名付けて、「イクラ宝石ゴージャスかっぱロールスシ ージャンニ・ベルサーチの思い出風味ー」


顔の美術

顔の美術

<顔の美術>の鈴木寅二啓之。様々なメイクアップ表現を模索する中、現在は現代美術家としても活動中。顔の持ち主とともにコミュニケートして作り上げる「美しい顔」は大評判でした。


雅楽道友会

雅楽道友会

故・薗廣教氏を中心に有志が集い、民間への雅楽の普及および技術向上を目的とし活動を続けている気鋭の集団。


初めて聴く人も

初めて聴く人も

クラブイベントとしての、雅楽。倍音がすごくて、ほんとにサイケデリックの元祖なんです。


太夫の舞

太夫の舞

太夫とは、花街の最高位の女性のこと。その舞は、見る者をアナザーワールドへ誘い込みます。


太夫道中

太夫道中

入場も退場も、道中で。太夫道中とは、太夫が呼ばれた揚屋(今で云う宴席の場)に向かう時の道中、ふたりの禿を先に立て、内八文字を踏んで練り歩くもの。