クラシック音楽を爆音で聴く「爆クラ」。
ゲストは再登場となる、小説家の島田雅彦さん。ディープなクラシックファンである彼は、蓄音機を所有し、その音響を愛する、グラモフォンラバーでもあります。爆クラの爆音はデシベルの強さだけには非ズ!!
人の心を揺さぶる強度体験としては、蓄音機のサウンドはワンアンドオンリーなもの。島田さん御用達の蓄音機専門店、梅屋さんの多大なご協力を得て実現した、蓄音機×爆クラ。蓄音機のナマ音を聴く機会は、現在では非常にレアなだけに、音楽ファンはぜひ、お運びあれ!
きっかけは、島田雅彦さんに出ていただいた、前回のオペラをテーマとしたトークの中で、「蓄音機の音が凄い」という話題。これ、以前にも私、蓄音機DJの音楽イベントをやったことがあり、そのエレクトロニクス以前の音像の素晴らしさと意外に爆音な音量に驚いたことがあります。
特に人の声の再現は素晴らしく、蓄音機のラッパの前に歌手の幻が見えるような生々しさ。その蓄音機に魅せられて、ご自宅にそれが鎮座しているという島田さんと愉しむ「蓄音機の素晴らしき世界」。CDとの音の比較なども盛り込み、音響ファンは、知っておいた方がいい音楽体験の夜です。
教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。
ゲスト:島田雅彦(しまだまさひこ 小説家) 席 亭:湯山玲子(ゆやまれいこ) 4月9日(火) 音楽実験室 新世界 開場:19:15、開演:20:00 料金:¥3,000+ドリンク代 学割/¥1,500+ドリンク代料金(学生証を受付でご提示ください) ※ぜひ新世界にご予約を! http://shinsekai9.jp/ticket/ 106-0031 東京都港区西麻布1-8-4 三保谷硝子B1 Tel:03-5772-6767 Fax:03-5772-6797 [email protected] http://shinsekai9.jp/2013/04/09/bakukura21/ |
●プログラム(予定)
・ベートーベン 弦楽四重奏曲第16番OP135 第4楽章
ブッシュ・クワルテット
・ヴェルディ『アイーダ』清きアイーダ ・プッチーニ『ラ・ボエーム』O SO AVE FANCIULLA テノール ベニアミーノ・ジーリ
・モーツアルト『ドンジョヴァンニ』IL MIO TESORO DALLA SUA PACE
テノール ティート・スキーパ
・シューマン『トロイメライ』
チェロ パブロ・カザルス
・ショパン 『ポロネーズ変イ長調』
ピアノ アルフレード・コルトー
・ベルリオーズ『ファウストの劫罰』 ラコツキ―行進曲
・サンサーンス『サムソンとデリラ』バッカナーレ
レオポルド・ストコフスキー フィラデルフィア管弦楽団
・ドリーブ『ラクメ』 クロシェッテのアリア
ソプラノ クララ・クレルベール
・マイアベーア「アフリカの女」おおパラダイス
テノール ユッシ・ビヨルリンク
・シューベルト『魔王』
バリトン ゲルハルト・ヒッシュ
・ベッリーニ『夢遊病の女』 Ah non credea mirarti
ソプラノ アメリア・ガリクルチ
ゲスト
島田雅彦(しまだまさひこ) 小説家。東京外語大学外国学部ロシア語学科卒業。大学在学中の83年,『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。芥川賞候補となる。『彼岸先生』で泉鏡花文学賞を受賞。初期の作品に『ドンナ・アンナ』という表題があるように、オペラに造型が深く、皇室をめぐる血族4代の恋愛を描いた『彗星の住人』を発表のその後、「Jr.バタフライ」として2004年に自信の台本にて、三枝成彰作曲にてオペラ化された。他にも同作曲家とのコンビで「忠臣蔵」などの作品がある。法政大学国際文化学部教授。芥川賞選考委員。 ・ご協力 梅屋(うめや) 蓄音機専門店 〒101-0065 東京都千代田区西神田1丁目1-2パトリス26 #1 Tel. 03-5577-4868 Fax. 03-5280-8220 URL : http://umeya.bz/ 営業時間 11:00~19:00 休日 : 日曜日・祝日
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