『キモノで感じるジャパン 太夫と雅楽』
「”寿司×キモノ×太夫×雅楽”の
この世のものとは思われない強力セットを、
表参道ヒルズを舞台に、ビューティフルにお届けします」 by 湯山玲子
まだまだ、私たちの知らないニッポンがある。
音楽を聴いて、寿司を喰らう、クラブ最果ての応接間シリーズ、<美人寿司の夜>の第二弾は、京都の老舗呉服店、小田章の協力を得て、キモノを着て愉しむ、音楽パーティーを企画いたします。
京都、島原は太夫の座敷の芸事と雅楽。
このふたつの共通点は、日常を超え、アナザーワールドを体感させてくれるということ。 谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』のごとく、暗がりの中で披露される太夫の芸事は、「一見さんお断り」の京都の中でも、体験することが難しいもののひとつであり、1200年の歴史を誇る世界最古の合奏音楽である雅楽は、最先端のクラブミュージックに慣れ親しんだ耳にも、その独特な倍音の響きが予想を遙かに超えて刺激的に響き渡ります。
会場は、今年新たに、<表参道akarium(アカリウム)>として、和風のライトアップがなされる表参道のど真ん中にある<表参道ヒルズ>。その光の”奉納先は”スピリチュアルな明治神宮。
そして、ドレスコードはキモノ。
とは言っても、キモノ以外の方も大歓迎ですが、キモノを買ったものの、着ていく先が無い! とお嘆きのみなさまにとって、またとないハレ舞台となります。
2006年の年末のひとときにぜひ、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
第二回 美人寿司の夜
『キモノで感じるジャパン 太夫と雅楽』
日時:12月5日(火)19時~ (14時からキモノグッズマーケット<無料>開催)
会場:表参道ヒルズ 本館 B3F 多目的スペース【O:】(オー)
料金:4000円(美人寿司付き)
※キモノ着用の参加者には、スペシャル・プレゼント有り。
※キモノ持参の方は、当日、会場での着付けサービス有り。(有料&要予約)
【パーティ・メニュー】
太夫道中
太夫による「かしの式」と舞
雅楽道友会による、雅楽演奏
小田章、キモノグッズマーケット、熊谷守一の着物発表
美人寿司
【SPECIAL 1】
同日14時から、小田章キモノグッズマーケットが無料で開催されます。着物は一度袖を通してみなければ似合う似合わないはわからない! この機会にいろいろ、トライしてみてはいかが? ナイスセンスな着物群は要チェックです。
【SPECIAL 2】
<表参道akarium(アカリウム)>点灯式も同日開催中。
■■太夫について…
花街の最高位の女性とされるのが「太夫」。舞踊、芸事だけでなく、香道、茶道、和歌、俳諧など、武家、公家、上層町人の相手をつとめるだけの高い教養を持ち、正五位の官位を持つ格式を誇る存在。太夫が呼ばれた揚屋(今で云う宴席の場)に向かう時の道中、ふたりの禿を先に立て、内八文字を踏んで練り歩く
「太夫道中」も見物だが、何と言っても、お客と対面する時の儀式である「かしの式」が圧巻。暗がりの中から現れ出でるその出で立ち、舞や胡弓の響きは幽玄そのものである。
■■雅楽について…
神社での結婚式でお馴染みの「雅楽」は、1200年以上も形を変えることなく受け継がれており、合奏音楽としては世界最古の存在。日本古来の音楽や舞(国風歌舞)や平安時代に新しく作られた歌曲(催馬楽・朗詠)を含めた総称を「雅楽」と呼んでいる。
演奏に当たるのは、<雅楽道友会>。400年前、京都の帰化人系氏族・秦 河勝の次男、聖徳太子の舎人長をつとめた家系である、故・薗廣教氏を中心に有志が集い、民間への雅楽の普及および技術向上を目的とし活動を続けている気鋭の集団が、雅楽のサウンドの魅力を伝えてくれる。
【協賛】
小田章株式会社
【協力】
表参道ヒルズ
【問い合わせ】
tel:03-5496-8849
mail:[email protected]
*着付けサービスについてのお問合せは、こちら。
京呉館Loje
tel:075-255-9963/fax:075-255-9962
e-mail:[email protected]
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